昨日の今日 | 日々のこと

日々のこと

言葉を紡ぎだしてみるところ。

自己啓発本の類はあまり好きじゃないし、

コンサルティングとか

マネジメントという

カタカナにはあまりいい印象を抱いていない。


事業についての無知からくるものだろうけれど、

なんとなく感じさせるその「実体のなさ」が、

あまり気持ちよくないからだ。



だから本日、

大豪邸に住む大富豪の取材に、


これほど心揺さぶられることになろうとは

想像だにしていなかったのです。



でもなぜ!

昨日ではなく今日なんだ、と心がざわついたけれど、

時、すでに遅し。


編集者は

取材中に個人的な相談までし始めるし、

不思議な空気の漂う1時間。


そしてさらに、

お土産に持たされた一冊*に、

これまた衝撃が走り


「なんだって

今日、この本を読むことになっているんだ」

と家の廊下に立ちつくす。



きっと、いまの、

「昨日の今日」というタイミングで

この本を読むことに

何らかの意味があるのだろうとさえ思い始める始末。

なんかバカみたいな運命論者的発想だけど、

そう思ったのだから仕方ない。



そして私は、

「よし、住む家を変えるべきなんだ」

と、

はっきりと、直感的に、そう思ったのでした。






**

『ユダヤ人大富豪の教え ふたたびアメリカへ篇』

(本田健著、大和書房)